2015年9月29日火曜日

航空券の種類について



【航空券の種類】


航空券には全部で4つの種類があります。
それぞれ特徴があるので、自分の予定にあわせて航空券を購入しましょう。

●正規航空券(ノーマル航空券、PEX)

ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラス
1年間有効、予約変更・経路変更・航空会社の変更・払い戻しなどが可能。すべての航空券の基本になるのがこの航空券。時期、季節による料金の変動はなく、どこで購入しても金額は一緒。

●JATAベックス航空券

エコノミークラス
IATA加盟全航空会社共通の特別運賃。予定にあわせてどんな航空会社も利用できるため、周遊旅行などには便利。金額はゾーンペックスや格安航空券よりも割高。予約変更・経路変更などはできない。

●ゾーンベックス航空券(正規割引航空券)

エコノミークラス ※一部ビジネスもあり
各航空会社が独自に運賃を決めている正規割引運賃。航空会社が独自に名前をつけていて、日本航空は「JAL悟空」、全日空は「G.E.T.」などCMでもおなじみだ。 また、ゾーンペックスには早期予約・購入することにより更に割安になる「早割」運賃もある。「早割」は運賃が安い分、発売期間や購入期限の制限が厳しく設定されている。 原則的に予約変更・経路変更は不可。(予約変更は出来る場合もある) 最近では、金額的にかなり割安な運賃が設定されてきており、格安航空券との差は縮んできている。

<特徴>

  ・JATAベックスとは異なり、往復とも同一航空会社利用が原則。

  ・便名指定が事前にできる。座席の指定ができるものもある。

  ・マイレージの獲得が確実

  ・航空会社でも旅行会社でも購入できる。
   最近では航空会社のWEBサイトからの購入も可能になっているところも多い。

  ・ピーク時期でも予約が取れる。
  (正規割引航空券だけにピーク時の予約・キャンセル待ちの順位が高い)

  ・予約後72時間以内に購入しなければならない。


●格安航空券

エコノミークラス、ビジネスクラス
価格が安いことから人気の格安航空券。もともとは、旅行会社がパッケージツアー用に利用している団体運賃の航空券を個人に販売しているもの。 そのため、制限はパッケージツアー用というのが基本になるため、帰国便を確定した短期間のFIXタイプの航空券が主流だが、有効期限が長いものや、帰国便が変更可能なもの、片道航空券など様々な種類がある。 金額的には破格のものが出回る時もある反面、繁忙期などはほとんど取れない上に高いなど、常に需要と供給のバランスで成り立っている。

<特徴>

  ・値段がとても安い。

  ・旅行会社でしか購入できない。

  ・金額や制約・販売の仕方や内容も各旅行会社によってまちまち。

  ・取り消しには旅行会社特定の手数料がかかり、原則的に払い戻しはできない。




【OPENとFIXチケットについて】

①OPENチケットとは・・・

出発後に帰国日の変更が出来る航空券。
(出発前に帰国日の確定の必要がない)(10日OPEN、1年OPENなど)

②FIXチケットとは・・・

出発前に利用する全便の予約を確定し、出発後には帰国日の変更が出来ない航空券。
(14FIX、60FIXなど)


③FIX/OPENチケットとは・・・

オープンとほぼ同じだが、復路便の予約を事前に必要とし、現地での日付の変更は可能になる。(航空会社によって、変更に際するチャージ、規定等異なる)


※基本的にワーキングホリデービザなどを利用し長期間の滞在で帰国日が決まっていない場合は、①か③のOPENチケットか、FIX/OPENチケットの方が良い。
基本的には、③の方が安い。





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