現在、日本がワーキング・ホリデー協定を結んでいるのは下記の14ヶ国です。
(✩ポルトガル・ポーランドは2015年から協定されました✩)
まずはこの中から行ってみたいところを調べてみよう!
〇オーストラリア
ワーキングホリデーで最も人気の国です。6番目に大きな国がオーストラリア、550以上の国立公園と16の世界遺産との神秘的な自然が多いのが特徴です。自然環境は厳しく保護されていてオーストラリア独特の動物、コアラやウォンバット、カンガルー、ワラビーだけでなく、世界に12000種あるワイルドフラワーのうち8000種は西オーストラリアに棲息しているほど独特の自然環境を持っています。また壮大な空が都市にもかぶさり最大の都市シドニーにも都市の魅力が満載。歴史が浅い国で200年ちょっとしかたっていないので3代までさかのぼるとほぼ全員が移民になると言われるほど移民が多く非英語圏の居住者も多い。オーストラリアの高校生の第二言語学習では日本語がフランス語とともにトップ、輸出先としても日本は重要なので親日家も多い。ワーキングホリデー協定国でいちばん夏が長くその気候を楽しむサーフィン、ビーチBBQやハウスパーティなど日本では体験できないライフスタイルは是非体験しよう。最低時給は日本の最低時給よりも高く15ドル以上だ。観光立国なので日本人が日本語を使って観光客相手に働く職場も多く、仕事が見つけやすい点は渡航しやすさにもつながっているだろう。ただ日本食レストランで1年間終わってしまうと英語の上達スピードは落ちるので努力してほしい。食料自給率が260%もあるオーストラリアでは農場で3カ月働くと2年目のセカンドワーホリがもらえる唯一の国でもある。農場での時給も15ドル~20ドルと高く農場で働いただけで100万円貯金するワーホリも多い。
日本との時差が1~2時間で成田空港と関西空港からも格安航空会社LCC(Low Cost Carrier)が出航しておりさらにセールの時は1人分の料金で2人分の航空券などとすごく安く手に入る。
暖かい気候に誘われて外出する事も多く、週末はビーチ、平日もカフェと友好関係が広がる機会は多く年齢や人種を超えた友人ができるだろう。さらに現地では「ワーホリ恋のチケット3枚」と言われるほど異性との出会いも多く年齢、人種、見た目を超えた日本では考えられない出会いも、恋愛も楽しんでほしい。
スポーツはクリケットやラグビーが盛んだがヨーロッパからの移民が多いためサッカーのAリーグも盛ん。サーフィンの世界大会が行われるほどビーチが多く波は厚く良質。ボディーボードやサーフィンの中古を1万円ほどで購入し始めるワーホリも多い。サーフィンは毎日行ってもお金がかからないので良い遊びになるだろう。日本にいるよりも上達する。シドニー、ゴールドコースト、パースではビーチが数えられないほどあり、あまり知られていないが冬の期間はスノボも楽しめる。 F1レースやインディーカーレース、バイクの世界大会や野球のマイナーリーグなどのスポーツも盛ん。
〇ニュージーランド
映画ロードオブザリングやラストサムライの撮影場所に選ばれるなど太古の自然が残っておりゆったりと生活できる。 一番の都市オークランドでもどこでもゆったりとしている。ニュージーランドワーキングホリデーに行く人もゆったりとしているだろう。 多彩なアウトドアアクティビティはニュージーランドの醍醐味だ。ニュージーランドにワーキングホリデーに行くのなら必ず予定に入れておこう。 北島と南島で行き先が分かれ北島のオークランドは都市、南島の中央には「南半球のアルプス山脈」と呼ばれる山がそびえておりフィヨルドが見られるのもここ。アクティビティをしないとニュージーランドとはいえないだろう。
北島も南島も合わせても日本よりも小さく1周旅行でも1カ月もかからず出来るのでぐるっと回る人は多い。 ウィンタースポーツの街クィーンズタウンでは日本の夏に冬になるので夏休みに観光ビザでスノボに行く人も多い。 湖を見下ろしながらのスノボは最高だ。 同一雇用主で1年間働けるのも特徴だが仕事はオークランドに集中している。農場の仕事を3カ月するとワーホリが3カ月延長できる。
〇カナダ
10州と3つの準州からなるが日本人に有名なのはバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州、とカナダで一番大きな都市トロントがあるオンタリオ州だ。 トロントからはニューヨークが近くて、バンクーバーからはシアトルが近く、車でイチロー選手を応援に行くのもカナダワーキングホリデーの楽しみ。
ロッキー山脈は絶景で2010年にはウィンターオリンピックがバンクーバーとウィスラーで行われフィギュアスケート女子銀メダルの浅田真央や女子モーグルの上村愛子の入賞は記憶に新しい。 冬が長く最長で8カ月もウィンタースポーツが出来るのも魅力。
赤毛のアンが有名なプリンスエドワード島も有名。その近くのハリファックスという町に英語留学する人もいる。バンクーバー夏は涼しく冬はロッキ-山脈の雪が解けて雨になるため雨の冬が続く。
ケベック州はフランス語圏になるのでフランス語がわからないと厳しい。 ケベック州でワーキングホリデービザで就労する場合はケベック州の雇用主がCAQを取得する必要がある。 就学条件と就労条件は変わらない。
〇韓国
日本に一番近く飛行機代も安いので頻繁に帰国できる。韓国語は日本語と同じ文法なので覚えやすく40個の文字記号の組み合わせですべての文字が書けるので規則を覚えれば習得しやすいが発音は日本語にない音も多く複雑。最近の韓流ブームの影響で老若男女を問わず日本の観光客が押し寄せている。首都ソウルは全体面積の0.6 %でありながら、全人口の25%が集中する一極集中都市になっている。 時給は300円ほどなので日本から行くワーキングホリデーは働くことを目的としない韓国ワーキングホリデーも多い。その反対に韓国から日本への韓国人のワーキングホリデーは7000人以上が渡日しており、働くことを目的として日本に来る韓国人ワーキングホリデーは非常に多い。
日本ではあまり知られていないが歴史も文化も知るとおもしろい。最近では日本をしのぐほどのIT国家で、家電や携帯は韓国の方がおもしろかったりする。
衣料や食事は安いので生活費はあまりかからない。酒は勧められるままに飲むと危ないかも。。
〇フランス
歴史ある街並みが絵になるおしゃれな街パリ、人気ファッションブランドも多く、農業国、フランス料理、フランスワインも有名。 ヨーロッパ歴史の要であるが歴史を知っている日本人は少ないので是非歴史を知ってからいってほしい。建物一つ一つの歴史や意味がわかるとフランスはもっと楽しくなるだろう。自己主張が強いことも知られているが日本人的に行動していてはままならないだろう。日本のアニメファンが一番浸透しており、日本の専門学校のようなアニメ学校がある国はヨーロッパでもフランスだけだろう。日本食レストランもあるのでバイトする分には見つけられるだろうが日本語はラテン語派生ではないので他の国から来ているフランス語を習っている生徒よりも日本人は学習スピードが遅く苦労するだろう。1年でしゃべれるようになるには相当の努力が必要だ。
〇ドイツ
2011年の日本人サッカー選手の活躍でドイツサッカーをテレビで見ない週はないほどサッカーが盛り上がっている。古いお城や宮殿が点在しており、美しい街並みに浸りながらビールとソーセージを堪能できる。 環境問題に対する意識が非常に高くリサイクル活動も徹底している。ヨーロッパで1番の工業国で、ドイツの経済状況がユーロの値打ちに直結しているともいえる。良く日本人に似ていると言われるほど勤勉で大学の学費は留学生でも安い。若者を育てるために宿泊させるユースホステルや農業体験を経験させるウ―フWWOOFの発祥の地。ベルリンの壁の崩壊やアウシュビッツなど現在のドイツを形成する上で大きな影響をもたらした歴史は必ず知っておこう。中世の歴史も知っておくとお城や音楽家の生家など感動する場面も多くなるだろう。地域によっては日本人が住まない方がよい治安の場所もあるので注意。
音楽、建築系で留学する人も多いが留学前の語学学校に通うためにドイツワーキングホリデービザを使う人もいる。 有名なロマンティック街道や10月のビール祭りオクトーバーフェスト、12月のクリスマス祭りが有名。発音はし易いが単語は多くてこずる
〇イギリス
長い歴史を持つイギリス。毎年ビザはすぐに発給限度数に達っし2011年は2時間で発給限度数に達した。 イングランド、北アイルランド、ウェールズ、スコットランドの連合王国からなりそれぞれに歴史と文化が違う。英語の発音で出身地がわかるほどだ。
アートやファッション、音楽、スポーツなどの文化的楽しみが多く、首都ロンドンは世界の金融の街としても有名。 そのため物価はワーキングホリデー開催国の中でも最も高く、留学生の入国規制も設け、エリート教育の方針に政府も向かっている。 文化の楽しみとして4月1日のエイプリルフールはテレビ会社や新聞会社が「ウソ」を報道したりする。サッカー、ラグビー、クリケットが国民スポーツ。 日本人の多くはロンドンに滞在する。地下鉄が発達しているのでちょっと郊外でも通勤通学出来るだろう。 イギリスに行きたい人は準備する費用は多く持って行かないとちょっと外食をすると芽目が飛び出るほど高く感じ、アルバイトが見つかるまでには持参したお金が底をついて帰国するイギリスワーキングホリデーもいる。 スコットランドなど北部では牧草地帯が絵のようで美しくフィンランドにもフェリーで行くことも出来る。
〇アイルランド
国土のほとんどが牧草地で、エメラルドの島と呼ばれている。主食がポテトというほどポテトを買い、立ち飲みで入りやすいアイリッシュパブでもチップス(フレンチフライ)とギネスビール(黒ビール)で友達と集まる。アイリッシュパブ発祥の地で、パブの歴史的が非常に深く、ソーシャライズする場、意味は地元の友達を作ったり初めての人と知り合ったりする場として全土にそして世界的にも広がっている。バンドやアンプラグドのライブが行われるのもアイリッシュパブの特徴。ライブでは人気のある曲は店内がカラオケ状態になるほど全員が歌いだす。 どこでものんびりとした田舎暮らしは堪能することができ、その気候や文化から発展した独特のアクセントの強い英語の発音は非常に難しいだろう。そのためか日本人も少なく、アイルランドワーキングホリデーに行く日本人も少ない。
〇デンマーク
スカンジナビア半島、北欧諸国で南に位置するデンマーク。近年ではデザインの国として北欧家具や北欧雑貨が人気を集めている。デザインは街並みにも反映されており美しい自然と可愛い建物が並ぶ風景はおとぎの国のイメージだ。 田舎の風景も田園に古城と風車が点在してまるでミニチュアを作ったようだ。 一番高い標高でも173mしかなく国全体全体がなだらかで歩きやすい。そのためエコ先進国として普及している自転車も乗りやすくは本当に多く見かけるだろう。 デンマークでの自転車の多くはペダルブレーキなのでハンドルにペダルが付いていない。日本人には慣れるまで注意が必要だ。 国王制なので日本の天皇家と交流があり親日国家とも言える。童話アンデルセンとレゴ発祥地というのも納得だ。
〇台湾
沖縄から見えるほど近い台湾は熱帯、亜熱帯、温暖気候からなりその温暖な気候と大陸から離れている島なので台湾独特の動植物も多く、台湾でしか見られない動植物をみる事も台湾ワーキングホリデーの楽しみの一つだろう。 グルメの街として日本のテレビでよく紹介されるように中国全域の料理を堪能でき、日本から進出したお店も多い。 台北から高雄には新幹線が走っており台湾が親日家が多い象徴かもしれない。台北市内はMRT(電車)が整備されており移動には便利だ。 治安も良く、物価が安く、気候も暖かい上に親日家が多いので日本人旅行客は多い。 親日家が多いのには歴史的背景がある。 台湾人は日本のことをよく知っているが日本人は台湾のことをあまり知らないのが現状なのでこれから台湾ワーキングホリデーに行く人は台湾がどのように現在に至ったのか、なぜ日本人に好意を抱いてくれているのか歴史や政治からその成り立ちを知っておくべきだろう。 台湾での中国語の勉強をすると日本でするよりも台湾の歴史や人、文化が学べて重ねて勉強になるだろう。お勧めだ。 中国語のアクセントも比較的軽い発音の中国語なので日本人にとっては発音しやすい。 近年では国を挙げてのIT国家が成功していたり中国へのビジネスの足掛かりとして日系企業が台湾企業と提携する例も多く、日本にとっては重要なパートナーとなっている。
〇香港
香港人が自分たちで言うようにうるさいくらい良くしゃべる。飲茶文化を発展させたように外食文化が発展しており、家で料理をしないという家庭で驚いてはいけないキッチンがない家もある。 フリーポートとして日本企業も多く進出しておりそのビル群の夜景は100万ドルの夜景と呼ばれている。 都市部の若者文化は日本と類似しておりウェスタナイズされている。 マンゴーデザート店やドリアンが食べられるように熱帯地方の気候はトロピカルな食べ物が多く、ちょっと田舎方面に出向くとヤシの木やうっそうと茂った草木に都市部では感じられない香港が見える。 大陸中国には電車を利用し陸路で行ける。税関もあるが毎日買い物や仕事で行き来する人もいるほど行き易い。 発展し続ける香港と、今まさに建設ラッシュの中国を見比べるとそのギャップや貧困の差には感じることも多いだろう。 観光都市、アジアの流通ハブとして経済が発展している姿は日本の未来形かもしれない。 古くから中東やインドからの移民、イギリスの植民地時代と移民が多く、いろいろな人種がビジネスを通して英語を使っている。 ビジネスでは英語は出来て当たり前で香港を楽しむためには広東語も勉強しよう。
〇ノルウェー
ヨーロッパの北部にある、フィヨルドで有名な国、ノルウェー王国。その歴史は古く、バイキング時代から港とともに発展してきた非常に自然豊かな北欧の国です。ダイナミックで雄大な自然環境から様々な物語の舞台になり、ムンクの「叫び」を始め芸術活動の盛んな国でもあります。またノーベル平和賞授与式が開催されたり、世界で最も男女平等が浸透している国としても知られおり、平和な国として有名です。
〇ポルトガル
大航海時代の栄光と遺産を今に伝えるユーラシア大陸最西端の国家、ポルトガル。首都リスボンには隆盛を極めた往時の面影がある。また、ユーラシア大陸の西の果てロカ岬に立てば、海外に雄飛したこの国の人々の心情がわかります。ファドを聴きながら味わうイワシ料理などのポルトガル料理と本場のポルトワインは格別です。
大航海時代、世界の歴史舞台の主役であったポルトガルには、当時の華やかな面影を今に伝える豊かな歴史遺産が点在しています。かつてはヨーロッパ主導の大航海時代の先駆者となりヨーロッパで最初に海路で中国や日本など東アジアとの交流を持った国家でもある。何気に日本とポルトガルは遠くて近い国なのかもしれません。
〇ポーランド
ポーランドは氷河時代によって形成されたところであり魅力的です。「平原」という意味をもつ国名のとおり、森や湖など手つかずの自然が残された美しい国。ポーランドの人口密度は中欧と西欧の諸国より低いから、自然のままのところはみつけやすく、自然のままの森林も多い。ポーランドには21の国立公園があり、国全体の四分の一は森林に占められている。 気候は中欧とほとんど同じだが、東へ進むと、段々大陸性の気候になる。というのは、東部の冬は西部より長くて寒い。夏はかなり暖かくて、そのときは降水量のピークだ。ポーランドには場所によって四つの季節とも魅力的だ。ポーランドは昔からウォッカの国だ。だから沢山のウォッカの種類がある。 当然ながら、ビールも普及している。ピアノの詩人ショパンの祖国でもある。
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